名古屋帯のお仕立て
今回は、名古屋帯をご紹介します。お客様より、帯巾が自由に決めれるお仕立てにしてほしいとご依頼があり、『松葉仕立て』でお仕立てしました☺️
名古屋帯の仕立て方には「松葉仕立て」「開き仕立て」「名古屋仕立て」などがあります。
それぞれのお仕立ての違いをご紹介します。
⚫︎「名古屋仕立て」の名古屋帯は、手先から太鼓までの部分を半分に折って縫い合わせたものを指します。
名古屋仕立てのメリットは、初めから手先が折ってあるので初心者さんには結びやすいです。
⚫︎「松葉仕立て」の名古屋帯は、手先の部分を先端から約15~30cmほど折って縫い付けた仕立てです。
松葉仕立てのメリットは「前幅の調整ができる」ところと、手先部分が折ってあるので、前幅を決めやすいところです。
⚫︎「開き仕立て」の名古屋帯
名古屋仕立てや松葉仕立てと違い、開き仕立ての名古屋帯は「フラットな状態」で仕立てられたものです。
開き仕立てのメリットは「前幅を決めれる」そして「畳みやすい」というところがあります。
この度は、ご依頼頂きましてありがとうございました。
何かありましたら、お気軽にご相談ください🍀